窓ガラスのひび割れの対処

室内での運動には気をつけましょう

窓ガラスを割ってしまうことは滅多に無いと思いますが、ちょっとした気のゆるみでそれは起こってしまいます。

あれは私が就職して一年目のことでした。
会社で朝野球をやっているグループがあって、生きのよい良い若手が入社すると、勧誘が入る慣習がありました。
朝は弱いものの、野球が好きだったので、チームに参加することにした私は、暇を見つけてはバットの素振りなどで練習をしていました。
ある休日、雨が降っていたので、自室で筋トレ等をしていた私はバットの素振りの代わりになるトレーニングはないものだろうかと考え、筋トレで使用していたウェイトを利用しての、「素振りもどき」を試してみました。

やってみると、腕の振りや腰の回転など、なんだか良い感じで、それぞれの筋肉に負荷がかかるので、そのまましばらく続けていたところ、汗で滑ってウェイトが空中を滑空、窓ガラスに衝突してしまいました。

そのウェイトは、ラバーやスポンジのような素材で表面が覆われていたせいか、派手な音と共にガラスが割れることはなかったのですが、鈍い音がしたので、おそるおそるウェイトがぶつかった所を見てみると、結構大きなヒビができていました。

一瞬の気のゆるみでした。その時は真っ青になりましたが、完全に割れていなかったのでそのまま触らないようにし、ガラス屋などを調べて数日後ガラス交換をしてもらいました。

窓ガラスにヒビが入ったままにしておくと、室内の揺れや台風の強風など、思わぬ負荷で割れてしまうことが心配です。
窓ガラスの破片で怪我でもしたら大変ですからね。

ひび割れしてしまったら

窓ガラスがひび割れてしまった場合、完全に割れていないからまだ大丈夫…、とその状態を甘く見てしまいがちです。

しかし、実際はそのひびによってガラスそのものが非常に脆弱な状態になってしまっていますから、迂闊に直接そのひび割れ部分を指で触れたりするのは大変危険です。

一時的な応急処置としては、ひび割れした箇所全体をカバーするような形で、ガムテープを用いてまず軽く補強します。
この時、ガムテープを強く押して貼るようなことはしないでください。その圧迫によってガラスが更に破損し、手などにケガを負ってしまう可能性があります。
柔らかいタッチでひびを覆うようにしてガムテープでガラスを補強しましょう。

更には脆くなっているガラスにそれ以上のダメージを与えないために、段ボールやブルーシートなどを窓全体にあてがうこともおすすめします。強風やそれによって飛んでくる物などでのダメージの備えを行っておきます。

もちろんこうした応急処置を行う際は、床にひび割れた窓からのガラス片が飛散しているかもしれないので、きちんとスリッパ等を履いた上で作業を行ってください。
また、応急処置後に万が一ガラスが落下してきても良いように、窓ガラス付近の床には新聞紙等を敷いておきましょう。

これらはあくまでも応急処置です。補強したからといって安心し、業者を呼ばずにそのまま放置し続けるのだけは絶対に避けてください。

ひび割れした窓ガラスは、すぐに交換を

ひび割れたガラス窓に気が付いた時、本格的には割れていない場合に「何とか応急処置をしておこう」と思う方は多いのではないでしょうか。
しかし、ひび割れたガラスをそのままにしておくのは大変危険です。

どんなに小さなヒビでもガラスの強度は著しく低下してしまっているのです。小さな欠けであっても同じです。

普段では問題のない衝撃で簡単に割れてしまいます。
物がぶつかったり、強い風が吹いたりするだけで破損してしまうのです。

小さなお子様がいらっしゃる方などは、お子様がそのガラスを軽く押しただけでも割れてしまうと考えると恐ろしいのではないでしょうか。

窓ガラスを交換するには、専門の業者に依頼する事が大切です。
ひびが入ったのには何らかの原因があったはずなので、その原因を解消するためにはどうしたら良いのかを相談して、それに見合ったガラスを提案してもらいましょう。

近くに大通りがあったり、小学校や公園があったりして、外からの衝撃が強い場所のガラスであれば強化ガラスに変更することを考えることも必要かも知れません。
強化ガラスは、同じ厚さの板ガラスに比べると3~5倍の強度を持ち、万が一割れてしまった場合でも粒状になって割れるので、人体を傷つける可能性が低くなります。

あなたの家に、ひび割れた窓ガラスはありませんか。
今すぐに点検してみましょう。